「よろしく」と言う挨拶は別荘管理の委託になるか…軽井沢暴行傷害事件
軽井沢暴行傷害事件→の犯人は往年の大女優の管理人を吹聴し、隣家である被害者の付近を歩き回っていたことが推測される。女優のプロダクションを取材すると、プロダクション側は「管理人契約は結んだことがない」と強く否定した。「紙を取り交わしていない」と、決してそのような関係は生じないらしい。このごにおよんで「ウチは無関係」を連発するプロダクションは滑稽ですらあった。
犯人の「自称・管理区域」は相当なエリアにおよんだらしい。亡くなった、一度も来たことのない持ち主から最近相続のあったばかりのその脇の隣地もその一つで、「自称管理人」は鎌で刈って立派な道をつけ、自分らの専用の通路にしていた。道はそうやって増え、土地はそうされて減るものである良い見本である。
女優の話に戻ろう。女優の婿殿!はかつて犯人らと親しくし、「よろしく」と挨拶を続けた。女優を隣地にわざわざ誘って一緒に別荘を買ったやはり芸能人であった母を持ったことも、被害者の不運の一つだったようだ。