火山災害
地殻変動がかまびすしい。地球の時計は私たちよりぐっと悠大だから、おそらく私たちの生きている間はこれからずっとそうだろう。
口永良部(くちのえらぶ)島の大噴火の翌々日は小笠原と関東・東北で最大震度5強の地震、そのしばらく前は箱根山でガスが出た。島民の皆さんにはお見舞い申し上げる。バタバタと避難して「人間は皆無事だったからよかったね」ではないのである。切り裂かれた生活、そして何よりかすがいにしていたペットや家畜との別れ、これからペットロスの苦しみと戦わなければならない人々が必ず出てくる。表に出にくいこの種の精神的苦しみを侮りたくはない。(もちろん野生動物も死んでいるのではあるが…。)
さて、ひるがえってわが町軽井沢の火山・浅間山である。4月下旬から火山性地震が増加している、と言うではないか。え!?初めて聞いたゾ。そう言えば、このところお釜の形がはっきり推測される煙が多いような…。予算が少ないから時々しか見に行かないのか。
ニュースのほとんどは、「大丈夫だ、冷静に」である。
これって、現代版「いつか来た道」ではないか?
※まだまだ書きたいことがいっぱいあるので、しばらく続けます。